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「黒ねこさん通信」【相談者の質問の仕方に大いなる価値が潜む】

こんにちは。占いCafe&bar  黒ねこさんのブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。 11 月も終わりだというのに、例年に比べて気温が高く、神戸では本日の気温は 16 ℃です。それから下がる様子もなく、 12 月 3,4日は20℃と 予想されています。 来年の 2月頃までに75~80%ぐらいの高確率でエルニーニョ現象が起こると予想されているみたいです。 ●エルニーニョ現象とは エルニーニョ現象とは、南米ペルー沖の海面水温が平年より高い状態になり、それが一年程度続く現象を言います。このエルニーニョ現象は世界中で異常な天候をもたらします。 日本付近では、夏季に太平洋高気圧が北に張り出しにくくなり、気温が低く、日照時間が少なくなる傾向にあるため、冷夏をもたらします。また冬季は西高東低の冬型の気圧配置が弱まり、気温が高くなる傾向にあり、暖冬になる傾向があります。 異常気象は大自然に大きく影響を与えますから、心配になってしまいますね。 さて本題となりますが、今回は占いをされる相談者の質問の仕方で大きく違いが出る事を述べさせて頂きます。 占い師は「個々に合わせた開運を提供する」事に意義があり、 それ故に相談者側にそれに見合う成長、努力、知恵工夫、忍耐が求められます。 それらを指南する事が占い師の在り方です。つまり単純に申せば占い師は「開運という価値」を提供出来なければその存在意義が非常に希薄になります。 ですがここには大きな落とし穴が潜んでいます。 通常の一般的なお仕事・・・ パン屋さん、ケーキ屋さん、洋服店、電気屋さん・・・ など様々な一般的なお仕事は商品やサービスをより洗練、向上させそれぞれの商品価値や付加価値を上げて行きますが、この占い業とはその様な営業者側の努力に一任される事で「価値」が定まったりしません。 当然、最低限の正しい姿勢や下積み、経験、見識というものは求められますが「価値ある占いとは」占い師の「腕」に因る所が無いわけではありませんがその主たる所は「相談者が価値ある質問をしたかどうか」が高い水準で求められます。 程度の低い質問をされても基本的には程度の知れた答えとなり易くなります。逆に質の高 い質問の仕方や又は相談内容自体が非常に質の高い質問をされると価値ある内容や答えとなり易くなります。 ここで幾つか

「黒ねこさん通信」を発信致します。【正しい占いの在り方 その一】

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こんにちは。占いCafe&bar 黒ねこさんです。 この度は黒ねこさんのブログをご覧下さいまして、誠にありがとうございます。 いよいよ本格的に寒くなって参りました。お家でもエアコンの暖房をつけておりますが、そろそろストーブも出そうと思っております。とても寒がりなので、コタツも出します。 ぬくぬくとこもりながらおミカンを頂けるなんて、本当に豊かな日本に生まれて良かったと思います。それとは裏腹にあまりにも平和過ぎて「平和ボケ」している日本が嘆かわしくも思います。 それは占い業界を見ると一目瞭然です 。巷には根拠なきオカルト・霊感、神秘に始まり神秘に終わる様な夢見る夢子ちゃん、在りもしないような世界観を謳う、このような「占い」と称されるものが溢れかえっています。占いというものが身近になった事は大変喜ばしいことですが、一方でその分お気軽・お手軽に占い師が急増しており、その敷居が低くなったのと同時に占いの価値そのものも低くなってしまっているのではないでしょうか? 「黒ねこさん通信」とは、占い業界や占い師の問題点や間違い、相談者側の思い込みや間違った前提というものが大変この業界に蔓延しており、結果的にこの業界自体が「 濁り、曲がり、淀んでいる 」状態となっています。 このままの状態が続くと遠くない将来占いは良くても遊びの延長か、悪くすると滅びる可能性があり、これにストップをかける為に、本来のあるべき姿へと修正すべく、業界の問題点や間違っている点、又其仙流の長年の研究の結果、成果などを皆様に知ってもらい「占いの本質、相談者の正しい姿勢、占い師の正しい姿勢、正しい占いの在り方」を理解していただき業界の正常化、清浄化を図るためのものです。 カタログで配信をしておりますが、お店での限定なので多くの皆様にも知って頂きたいと思いブログでも公開していきたいと思います。 この占い業界を本気で軌道修正したいという其仙流と黒ねこさんの「本気」の思いを感じ取って頂けましたら幸いです。 【正しい占いの在り方 その一】 「正しい占いの在り方」とは何なのか? 占いと一口に言っても様々なものがあります「タロット、姓名判断、スピリチュアル、九星気学・・・」などなど古今東西、実に様々な占いが存在していますが、これらは「占いの種類=占法」の事を言います。 一方で占法でな

占いは「頼る」ものではなく、「活用」するもの

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こんにちは。占いCafe&bar黒ねこさんです。 ブログをご覧下さいまして、誠にありがとうございます。 今回は占いに来られた相談者の事例を紹介したいと思います。 55歳の男性の A さんは、当店まで電車で約2時間もかけてお越し下さり、真剣な悩みを抱えていらっしゃいました。 悩みは生きる目標を持てない、既婚者であるが他に好きな女性が出来てこの先、どうしたらいいものか、わからない・・・ 道を見失っている状態でした。 今までの経緯を伺いましたら、 27 年間勤めていた会社で上司のパワハラが毎日が辛く、鬱病になってしまいリストラされてしまったそうです。 次の仕事は何をしたいというのがなく、悩んで力のあるという霊能者を知人に紹介してもらい、観てもらったそうです。 霊能者に「貴方は〇〇の仕事が向いています。この仕事に付きなさい。」 と言われ、 5年前からその仕事に就職されましたが、全く遣り甲斐も見い出せず、むしろ自信を持ってこの仕事をしていると世間に胸を張って言える自分がいない、この世に自分が生きている意味はあるのか?と思ってしまったり、家族とも特に仲が悪い訳でもないのに疎外感を感じ、何度も死んでしまおうかとも思って現在に至る・・・とのことでした。 そして、好きになってしまった女性と男女の仲になりたいが、家庭を壊す事は考えていないし、道徳心を考えたら諦めないといけないのに諦められず、彼女が自分の前からいなくなれば絶望の淵に落ちるだろうと思うと、とても苦しんでいるとも仰いました。 私はこの時点でAさんの納得するようなお答え、Aさんの「満足する占いの結果」ではないだろうから、如何に「前に向かって歩いていただけるか?」それが 占いの本質 であると気づいて頂けるかを考えていました。 まずAさんの 「生き方」そのものに問題があるのではないかと感じました。 それは「 受動的に生きている 」という事です。 最初の会社で長い事苦しまれたそうですが、どうすればそれを克服出来るのか考えたのか?与えられた仕事だけではなく、自らのやる気はどうだったのか?もっと知恵・工夫をしながら成長を目指していただろうか?という問題点や、精神的にそこまで追い込まれる前に一念発起してご自分から転職を考えても良かったのではないか?とも感じられました。 おそらく A さんには受動的に生