「障害児は天使」、スピリチュアルは時には人を傷つける
こんにちは。占いCafé&Bar 黒ねこさんのブログをご覧下さいまして誠に有難うございます。
立秋を過ぎて暦上は秋になりましたが、まだまだ一か月以上は暑い日が続きます。
皆さん、体調管理に気を付けてお過ごし下さい。
今日、障害を持ったお子様を育てているお母様の
「迷子になった自閉症の息子が「永遠に見つからなければいいのに」 “障害児は天使”と励まされる親の苦しみ」
というネットの記事を見て、
「確か、スピリチュアルでそういう事を言うって聞いた事があるような・・・」と
調べてある記事を見つけました。
まずは、お母様が掲載された記事を以下に引用致します。
障害のある子どもに対して、「こういう子って天使だよね」と言う人がいます。
私は息子を育てながら、決して“天使”とは思えませんでした。
あるとき、息子が街中で迷子になったことがあります。
私は息子を必死で探しながら、心のどこかで「永遠に見つからなければいいのに」とつぶやいていました。「ひどい母親だ」と責める人もいるかもしれませんが、そのときの私の心は自然に、瞬間的にそう思ってしまったのです。
障害児を育てている親に対して、「神様が与えてくれた天使」「親を選んでやってきた」と励ます人がいます。しかし、受け止める側は内心「選ばれたくなんかなかった」と思っていることもあります。
たとえ励ますつもりであったとしても
障害児ではなく、定型発達の子を育てていても、子育てに対する考え方の違いから、家庭内でもめている夫婦もいます。
例えば、母親は「食事の前にお菓子を食べてはダメ」「ゲームは一日1時間だけ」と厳しくしているのに、父親が食事前にお菓子を与えたり、「好きなだけゲームしていいよ」と言ったりすることで、子どもがダブルバインド状態に陥り、相手を見て態度を変えるようになる……そうしたことがきっかけで、夫婦間でいさかいが絶えなくなるケースもあるのです。
もし、わが子が発達障害だった場合、こうした子育てやしつけの方針だけではなく、「子どもの障害を認めるか、認めないか」で意見が対立するケースもあります。母親は障害を受け入れ、療育手帳を取ったり、療育を受けさせたりしたいのに、父親が「こんな小さいうちから障害児のレッテルを貼る気か! 伸びるものも伸びなくなる!」と拒否したり、小学校の進学先を通常級にするか、支援級にするかで言い争ったりすると、定型発達児の子育て以上に、夫婦間に溝ができるケースもあるでしょう。
家庭内でそうした状況に陥っているときに、「こういう子って天使だよね」と言われたら、とても嫌な気持ちになります。
「障害のある子の存在が、家族の絆となる」。そんなテーマが時々テレビで取り上げられ、“美談”とか“感動ポルノ”とやゆされることがあります。そうした家族も確かに存在するのでしょうが、子どもの障害によって夫婦間に溝ができ、離婚に至るケース、また“育てにくい子”として虐待に発展しているケースもあります。「発達障害児が虐待を受けているケースは、定型発達児の4倍」というデータもあるようです。
そのため、「こういう子ってピュアだよね」「天使だよね」「秘めた才能があるよね」などと言わないでほしい……そう思う親御さんもいます。たとえ励ますつもりであったとしても、です。
親や環境によってものすごく生きづらい人生になる可能性は大いにある。
自閉症児はその可能性が普通よりも高い上に、最悪の場合、芋づる式で共同生活をしている家族も生きづらくなる。
そうならないためには、自閉症児は天使、純粋、この子は特別だなんて幻想は一刻も早く捨て去るべきだと思う。
もう一つ、他のスピリチュアルリストのブログを載せます。
彼らは、私たち一般人とは全く異なる、特徴的な個性を持ち、違うレベルの存在として、この地球に転生して生活しています。
それは、一生を純粋無垢な子供のままの心で過ごし、決して私たち一般人ように、現実に翻弄されて思い悩み、穢れてしまうことはない存在です。
彼らはこの地球に転生しても、きっとカルマを背負うことはないでしょう。純真無垢な心のままで今世を終えて、旅立って行くのだと思います。
私たち一般人に比べたら、彼らは霊的な存在として、とても純粋で穢れない心を持ち続けています。
私たち以上に、厳しい視線を向けられるであろう環境で、その純粋さを保っているのです。
それはもしかしたら、私たち自身がもっと高いレベルで、人の多様性や個性を尊重できるように成るために、教えに来てくれているのかもしれません。
私は彼らを見ていて思うのです。きっと彼らは、もう成長する必要がないのかもしれない。成長する必要があるのは、たぶん私たちの方なんだろうなと。
皆さんはこの文章を読まれてどう感じられますか?
私的には、子育てで精いっぱい頑張っているお母様に
なんて無責任な事を言っているのだろうと思いました!
実際に障害を持っているお子様が
「レインボーチルドレン、お役目・使命を持って生まれてきたのよ!」と
スピリチュアルリストの人に言われて傷ついて相談に来られた
ケースもあります。
自分の想像の、勝手な証明の出来ない作り話をして、
在りもしない価値観を押し付ける
スピリチュアルは単なる「現実逃避しているだけ」で、
下手に人を傷つけてしまう
成長の歩みを止めてしまう「悪」にしか思えなくて、
どうしても「違和感」を感じます。
人は努力と知恵で失敗を重ねながら経験を積んで成長し続けられるのです。
それをこの人達は「彼らは7.8歳で成長が完了しているのです、
穢れを知らないのです」
などと、平気で無責任な言葉を口にします。
それがどれほど傷ついて、どうしようも悲しく、
苦しいかなんて微塵にも思ったりしません。
だって「自分たちは正しい」と思い込んでいて、間違ってるかも・・・
なんて考えには辿り着きませんから。
それこそ、スピリチュアルリストの方こそ「成長が止まっている」のですよ!
スピリチュアルの温かさなど、幻想に過ぎないし、
愛が(人智を超えたもの)という発想がもう気持ち悪い!
YouTubeでも吐いて捨てるほど、スピリチュアルの動画があり、
研究の為にたまに観ますが、頭がわきそうになります!
それに「いいね」やチャンネル登録の多さには驚かされます。
日本はこの先、大丈夫なんでしょうか・・・
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