風水で模様替え・・・ 運気が上がる?

こんにちは。占いCafe&Bar黒ねこさんです。 
ブログをご覧頂きまして、誠に有難うございます。 

先日、知り合いからこんなLINEが来ました。 
『友人が風水で模様替えをしたという話を聞きました。
それが冷蔵庫の上に電子レンジを置くと水と火の属性が
ぶつかってダメだとか、ぬいぐるみを置くと良い気も悪い
気も吸うのでダメだとか、、、』
とあって、そのサイトのアドレスが載せてありました。 

【風水で開運部屋・・・】とあり、じっくりと内容を読んでみました。
 まぁ、色々載ってましたが何故そうなるのか? 
という理由が書かれているわけでもなく・・・

 そんな中で「これだけはやめたいNG風水」というのがありました。

 部屋にぬいぐるみや人形を沢山置かない
(人の代わりに運気を吸ってしまうもの)

 枕元に電化製品を置かない 
(運気を乱すもの)

 鏡は寝ている姿が映らないように設置
(運気が鏡の中の自分に奪われてしまうから) 

寝室にドライフラワーは置かない 
(枯れた花であるドライフラワーは運気を吸い込み、運気を下げるから)

 窓やドアを開けっぱなしにして寝ないこと 
(出入口を開けっぱなしにしていると、運気が外に流れてしまいます)

 上記のものは、特定な物に関して「運が下がる」と
していますが 何故そうなるのか、全く説明がありません。

 ぬいぐるみやドライフラワーが運気を吸う?
 電化製品が気を乱す?
 鏡の(自分が)運気を奪う?

 物事にはそれが何故そうなるのか?という、「原理」「原則」と
いうものが必ず存在します。
 それの説明もなく「こうすれば、こうなります」と決めつけているのですが、
 もう上の事に関しては「迷信のようなもの」が一人歩きしています。

 さらには冷蔵庫は「冷やす」、電子レンジは「温める」で
勝手に「水」と「火」として 水と火は性質が全く別な相対
するもので相性が悪いとしていますが、 冷蔵庫も電化製品で
電気は「エネルギー」ですし、「冷やす」機械であって 「水」
とは全く関係ないです・・・ 

古来の風水、方位学では方位が人に吉か凶かの作用があるとはしている
ものの、 特定の物質が運気を吸うとか乱すとかいうものは本来
言われていません。どの古書にもそんな事は一切かかれていません!

では 何故、現代でそういう事が言われ出したのか・・・
 説明がないものは、勝手にこじつけて当てはめていると言えるでしょう。

 また、易の「周易本義 説卦伝」の原文には以下のように書かれております。

 天地位を定め、山沢気を通じ、雷風相いせまり、水火相い射(いと)わずして、
八卦相い錯(まじ)わる。 
天と地は位を定めて、山と沢は気を通じて、雷と風は互いにせまり(くっつき)、水と火は互いにいやにならず。
八卦が互いにまじわる。

 また、水火相い逮(およ)び ・・・火と水は互いにおよぼす。

 ともあります。 つまり、易の「陰陽論」では火と水が相性が
悪いとは言ってないんですよね。
 
それに、運気を上げるために物の配置を気にしたり、方位の
色を決めたりしただけで人の運が良くなるのであれば誰しもが
全員そうしているでしょう~ 
ただの気休めでしかありません(笑) 
そんな「楽に」運が簡単に上がるわけないのです。

 まぁ、パワーストーンやパワーブレスをする事によって
やる気になる、お守りのように安心して良いふうに思う事が
出来るのなら効果があるとしても良いでしょうが、それは
その人が意識して行動した結果であって、「物」によって
開運したということではないでしょうね。

 あと、凄く面白い事が書いてありました(笑) 

北東と南西の方角に掃除機を置いてしまうと、
恋愛運が吸い込まれてしまう 

好きな芸能人や俳優さん、アイドルのポスターを
張られている部屋はいますぐ外した方がよいです。
 特に子供部屋に配置することで、成績が下がるといわれています。
 ポスターは運気を吸い込むといわれており、もっと恐ろしいのが
霊道を作るともいわれています。
 霊が通るなんて恐ろしいので、今、ポスターを貼られている部屋
からポスターをはがすことを、 風水的におすすめします 

掃除機ってゴミだけじゃなく、「運」も吸い込んでしまうんですね、、、
 しかも、作動していないのに・・・ ハハハッ!!!

子供部屋にポスターを貼って成績が下がると誰が言ったのよ?
教えてよ~~~💦
そんで、 ポスターを貼って霊道が出来るってのには、ワロタΣ(´∀`;) 
そんな事になるなら、音楽関係の店や選挙ポスターを貼ってる
所は 霊道だらけですかねぇ~、怖いですねぇ~~ ゲラゲラ(*^▽^*) 

こんな「なんちゃって風水」、よう記事にしてますね・・・ 
そもそも開運に奇跡を求めるのも間違っています。
 他力本願は「一時的」でしか過ぎないからです。

 
開運し続けるには、「成長」「努力」「忍耐」「知恵」「工夫」が必要で、
 歩み続ける、心の中の「燃える」火種を絶やさないことです。

 生ぬるいお湯に漬かっていては楽かもしれませんが、「成長」はありません。
 人は「考える」「前に向かって進む」ことで成長して開運するのです。

 でも、気が落ちた時は気持ちを切り替えるのに明るい色を取り入れたり、
 模様替えをしたりするのは良いかもしれません・・・ 

それにしても、ネットの情報がいつも正しいとは限らないという事が
ありありと分る「開運風水」でした。
それは、出版されている本も同じことですが・・・

「真実」を見極める見識を養わないと、本質的なものが見えて来ません。
色んな「ウソや間違い」が分かるようになったのは其仙流の占い教室で
長年学んでいるから身についたものです。
一流になるには、一流に学ぶしかありません・・・

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