鬼の事は語らず・・・
こんばんは。占いCafe&Bar黒ねこさんのオーナー、大門 亜妃(だいもん あき)です。 この度は黒ねこさんのブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 孔子は鬼や心霊現象などと言うその根本が分からない事を口にする事を大変嫌がり、 わきまえと分別を以って「 鬼の事は言わず 」と言っています。 これは、今の占い業界でも大変多い事です。 「 よく 」私のお店に来られる相談者さんが言われる案件です。 特に多いのは、「人間関係が上手くいかない」、「何か特に病気という訳ではないが、 体調が悪い」、「家庭に問題がある」などです。 「 他の占い師さんに言われたのですが・・・ 本当でしょうか? 」 と言われて皆さん仰る事は一様にして「生霊」「良くないものにとり憑かれている」 「前世の業(カルマ)」などです。 ここで断言致します!全くそのような事はありません! 百歩譲って、そのような類があったとしても日常茶飯事に起こるような 「当たり前にある」ことでしょうか? もし、皆さんが仰るような確率である事ならばもっと社会的に大事になって マスコミが取り上げて、国が手立てを打つと思いますが? 実際にそのような事がされていないのですから、「 無い 」んです。 ちゃんと解決出来ない問題を占い師が何の根拠もない事で誤魔化しているだけです。 確かに弱っている時にその様な事を言われては「そうかも・・・」と なってしまうのも理解できますが・・・ それで悩みは解決致しません。 周りに「私、生まれてから今までずっと幸せよ!」と 言われている方が早々おられるでしょうか? 最初から終わりまで全ての人生が上手く行くなんてほとんど皆無だと思います。 大抵皆さんは、悩んだり苦しんだり困った事が起こったりしています。 その度に「目に見えぬもの」「根拠のないもの」のせいにして 果たして「成長」出来るのでしょうか? 成長とは、努力・忍耐・知恵・工夫を言います 。 「何かのせい」にすれば考える、努力するがなくなります。 果ては祈祷やお祓い、お高い風水グッズやパワーブレスを買わされて 「結界をはりました、大丈夫です」などと言う言葉