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現代の陰陽師とは・・・

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こんばんは。占いCafe&Bar黒ねこさんの大門(だいもん)と申します。 ブログをなかなか更新するのが苦手で、ついなおざりになりがちで、もっと意識しないと・・・と、反省しております( *´艸`) ブログでは実際の鑑定例を上げて、占いの本質を理解して頂けたら・・・と思っております。 今回は「自称 陰陽師」についてです。 来客されたお客様が実際にあったお話です。 お客様(女性で 50代です) 「こないだ、他の占いに行ったんです。その占い師さんは【陰陽師】だと名乗っていました。私が人間関係についてトラブルが多いので相談したのですが・・・。上手い事行かないのは、お姑さんが【生霊】を飛ばしていて、そのせいだと。それを取り除くのに、 2万円のパワーブレスレットを勧められました。これを買えば結界がはれるので、大丈夫になると。特別に15000円にするからって。買いませんでしたけど、本当に【生霊】が憑いていますか?」と。 勿論、このような事は全くありません、大嘘です。 そもそも【生霊】や【悪霊】など、早々憑いたりしませんし、百歩譲ってそのようなものが憑いたとしても、その人の「人生」・「運勢」に介在して生き方を変えて行くほどの「力」は持ち合わせていません! 未来は人の「その時の意志」、つまりは気持ちや考えの選択による毎日の行動の連続の上であるのです、その「意志」にどう、【霊】が入り込む余地があるのでしょうか? 相手を蹴落としたいという気持ち?恨み?辛み?妬み?誹り? そんなもので簡単に生霊となるなら、政治家なんかとっくに皆さん殺されてます。 よくよく考えれば、分かる事です。 そして、肝心な事は【陰陽師】というものは現代では存在致しません。 陰陽師を名乗るのは、【自称 陰陽師】です。 陰陽師は古代 日本の律令制 下において 中務省 の 陰陽寮 に属した 官職 の1つです。 明治3年に天社禁止令が発せられ、陰陽道は迷信であるとして民間に対してもその流布が禁止されました。よって、 「陰陽寮」が存在しない現代に置いて「陰陽師」はいないのです 。なので、「陰陽師」を語る事自体、「 私は偽物です 」と謳っている事と同じ事なのです。陰陽師は暦の作成や研究、天文学の研究、万物の生成と変化の研究を陰陽論や五行論を軸に進めていた官職です。 巷に居るような「

お陰様で2周年を迎えました(^^)/

こんばんは。このブログをお読み下さっておられる方々にお礼を申し上げます。 当店は今月の4月でちょうど開店 2 周年を迎えました。 元町は中華街の側で営業をしております、「お客様のお役に立つ」を根幹とし、「楽しくもあり、でも真剣でもあり、お客様の喜びが当方の喜びです。」を理念としています。 「黒ねこさん」のお店を構えるまでは、一個人の占い師として「占いの館」に属しておりました。 普通に占い師としてお仕事をしておりましたが、今の占い師の在り方や占い本来の姿に何か、モヤモヤするような疑問・疑念を感じておりました。 それは、占いというものは本来は占いをして相談者の悩みに向き合うべきはずなのに、個人店はともかく、占いの館のような団体で占い師を抱えているお店はほとんどが「何分でいくら・・・」というように、時間でお客様の運勢を観ているのが今の占い業界の「普通の姿」だという事です。 それに伴って、中には「霊感」を謳って時間を引き延ばすようにオーナーに言われたり、そのような嘘はなくても占い師自体が時間をかければお金が儲かるシステムを意識してしまうのは、間違いではないでしょう。そういう本来の「運勢を真剣に観る」よりも、そちらに気が入ってしまっているのが私にとってはしっくり馴染めないところでした。 占いの館での仕事はいつも時間になっても「サービス」して延長してしまいます。 たった、10分で観て下さいと言われても「無理」なんですから! でも、ドライな占い師さんは「時間です、延長されますか?」としっかり言われております。 お客さん側も「サービス」で延長してくれるのが「良い占い師」となってしまいます。 それはチャット占い・電話占いでも言えることです。そんなシステムが人の人生・運勢を観るというのが本質的にあてはまらないと感じておりました。 そのように占い師としての在り方が何となく今の占いは違うと感じていた時に偶然、高知県の 3000年続く 占いの流派、其仙流(きせんりゅう)のHPに偶然に出くわしたのです。 そこには今の占い業界の様々な問題点を実に多岐に渡り、一石を投じるものが書かれておりました。 それを見た私は、「これが本物に違いない!」と衝撃を受けたのです。 大々的にはしてませんが、本物の占い師を育てるべく「占い教室」を開講しているとあって、居ても

振られて良かった、その人の本質を見抜こう~

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こんばんは。 占いCafe&Bar黒ねこさんです。ブログをご覧になって下さり、誠に有難うございます。 桜が見頃で、どこもかしこも桜が綺麗に咲いておりまして、こんな美しい景色が見られる日本に生まれてきたことを誇りに思います。感謝致します。 ブログでは実際に鑑定に来られた方の事例を掲載して、ご覧になられた方の参考になれば・・・と思っております。 どうぞ、宜しくお願い致します 今回のお話は、「振られたんだけれど、本質的には反ってそれで良かった」という件です。 お客様は 24 歳の女性の方でA子さんとします。 A子さん:「これから結婚したいんですけど、そういう彼氏は出来るでしょうか?」 私:「今までお付き合いをされたことは、ありましたでしょうか?」 A子さん:「最近、 1週間前に付き合っていた彼氏に振られました。」 私:「どれぐらい付き合って?振られた原因は?」 A子さん:「3週間ぐらいです。向こうが急によそよそしくなって・・・。なかなか会ってくれないし、連絡しても返事がなかったり。無理に『会って』とお願いして会ったら、面倒臭そうな態度でした。」 私:「どうやって、知り合ったのでしょう?」 A子さん:「ナンパされて。で、付き合い出して大好きだから結婚しようとまで言われまし      た。それなのに、『やっぱり、好きじゃないかも』と言われたんです。」 もう、A子さんは涙目になっていました。 A子さん:「すごく気が合って楽しかったので、結婚したいと思ってました。」 と、とても未練が残っているようでした。 「この人に振られて良かったね」と、私は申し上げました。 『なぜ⁈』というような驚いた表情でA子さんは私を見つめていました。 そもそも、この男性は 人間性が低い のです。 出会ってわずか数週間で【結婚】という重要な言葉を軽々しく口にしている時点で責任感が全く薄いと気づくべきでしょう。 結婚とは恋愛と違い、お互いの家庭環境を含めて一生のお付き合いをする「 契約 」なのです 。お互いの家庭を知ろうともせず、その時の感情に流されて結婚しようなんて口から出てきたはずですから、そんな方との結婚が上手く行くとはとうてい観えませんでした。 身体の関係もあったとのことで、A子さんは「好きだ、結婚しようと言われたから許したのに・