「黒ねこさん通信」【正しい占いの在り方 その二】

こんにちは。占いCafe&Bar 黒ねこさんのブログをご覧下さいまして、誠にありがとうございます。
12月に入り、とうとう今年も最後の月になりました。一年があっという間に過ぎて行く感じがします。去年の4月にお店を立ち上げてから徐々にリピーター様も増えて参りました。世界一、占い師が多い日本でお店を構えて食べて行くという事は中々難しいと思いますが、相談者の方々のお悩みを少しでも取り除き、更には前に向かって歩いて頂くように指南をさせて頂いていくという真剣な思いの姿勢を感じ取って下さっているお陰だと思っております。
特に神戸は元町・三宮など占いのメッカで占い師で溢れかえっておりまして、一つの街に八百屋が100件あるようなものですから(笑)
それだけ占いが当たる・当たらないのお手軽になってしまった事に憂いを感じずにはおれません。本来の占いの正しい姿勢を、占いを信じる方にも信じない方にも知って頂きたいと思い「黒ねこさん通信」を発信しております。

本質でない占いスタイル
前回では「当てもの式占い」を取り上げましたが、今回は「分析型占い、解説式占い」を取り上げようと思います。
「分析型、解説式占い」は四柱推命や紫微斗数、算命学、姓名判断、九星気学など「命式、命占」を使用する占い、簡単に言えばある種の計算を用いる占いに多く見られる傾向ですが、計算を用いらない易やタロット・人相などでも「分析型、解説式占い」をする占い師も沢山います。

占法で出た結果を説明するだけ、自分の占法の解説、説明をするだけ・・・
「貴方にはこの相があるから生涯不運、不幸が付きまといます」
「この卦は沢水困(たくすいこん)と言って八方塞がりの状況です、今はどうしようもありません」
「貴方の名前にこの画数がありますので、貴方は夫婦仲が悪いのです」
「貴方の九星は今年この方位に回っていますので今年は大変、苦労されるでしょう」・・・

この様な事はほんの一例に過ぎませんが皆さん何となく思い当たるのではないでしょうか?
ある程度の分析や解説、説明が必要な時もありますが、「分析に始まり、分析に終わる」「解説に始まり、解説に終わる」ような占い師は占いを根本的に理解していないといえるでしょう。

問題は「分析や解説」をした後の事で、その分析や解説をした後にどうすれば良いのかを相談者は聞きたいし知りたいのです。「分析、解説」をして「はい、終わりです」「鑑定終了です」「これが答えです」としているような占い師は、根本的に運勢学を学び直す必要があるのではないでしょうか。

例え悪い結果が出ても如何にすれば乗り越えられるのか、何が必要なのか?被害を最小限で抑える事が出来るのか?
そういった事を指南できなければ指南者や占い師の根本的意義が無くなります。

相談者は悩みに対しての「知恵工夫、成長、方法、対処法、方向性、生きる術」などを知りたいのです。「分析や解説」の内容を知りたい訳ではありません。どうすれば一歩でも前に進む事が出来るのか、突破出来るのかを示して欲しいのです。
それでも相談者が望んでいる答えが出るとは限りません、故に誠心誠意、真心と真剣さを以てして相談者と向き合う姿勢が望まれますが「分析に始まり分析に終わる」スタイルにその姿勢があると言えるのでしょうか?
また、この「分析型、解説式」スタイルは致命的な問題を含んでいます・・・
それは「責任を負わない」という事です。

「分析型、解説式」の占いに限りませんが、例えば「タロットカードが良くないと示しています」とか「卦がダメと出ています」とか「画数が悪いので・・・」などカードのせい、卦のせい、画数のせいにして自分の言葉に責任を負うような姿勢が見られない占い師が沢山見受けられますが、このような姿勢では「本物」を見抜く「眼」を持った相談者からしてみれば一発で見抜かれます。

例え各占法の結果がそうであっても、それを「解釈し言葉に」するのは我々、占い師や指南者ですからその言葉に責任を負う姿勢は当然求められます。
確かに責任を負うと言っても責任を負い切れるものではありませんが「人の人生を左右するお仕事だというわきまえとその責任を負う覚悟」は当然求められます。

『まとめ』
「分析型、解説式」の占いスタイルは「当てもの式」と同じく遥か昔から存在するスタイルですが、古から「占いは当てる行為だとする」間違った概念が広がり、けれども「当てる事が出来ない」結果辿り着いた一つの占いのスタイルで「癒し系占い」も同じ事が言えます。
例えば心理分析などもこれと同じで分析をしたから何か物事の結果が出るような事はありません。分析をした後にその分析結果を元にどうするか?が大切な事であって「分析自体」に答えがあるわけではありません。

「問題や悩みの解決法、乗り越え方、どの様な事が本質なのか?今どうすべきか!生きる方向性」など、これらの事を答えなければ占いの「意義と本質」を失っていきます。
占いとは「目に見えない運を観て謀る事」と言えます。「分析、解説」をしても運が観えるわけではありません。


私、大門 亜妃は高知県の3000年続く占いの古流派、其仙流(きせんりゅう)より「本物の占い」を学んでおります。間違った前提、間違った思い込みを取り除いて占い師の正しい姿勢を享受頂いております。占い師で溢れかえっている今の日本で「本物・一流」と呼べる占い師がどれだけ存在しているのでしょうか?
「一流になりたければ一流に学ぶしかない」と言われております。
一流の占い師を目指したいと思われる方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に「黒ねこさん」にお問合せ下さい。

ホームページでは其仙流(きせんりゅう)の紹介や出会いを載せております。
合わせてご覧くだされば幸いです。
黒ねこさん ホームページ

650-0022
兵庫県神戸市中央区元町通2-4-5 2F
占いCafe&Bar 黒ねこさん
☎070-2327-3357

コメント

このブログの人気の投稿

悪いことが続くのは「何か」のせい?

占いの流派について調べました。

世の実に99%は偽物の占いだけれど「本物」は存在します