手のしびれが「生霊のせい」、「何かにとり憑かれている」?!

こんにちは。占いCafe＆Bar　黒ねこさんです。
このブログをご覧になって頂きまして誠に有難うございます。

実際に鑑定に来られました相談者様のお悩みを投稿し、ご覧になられた方々で似たような体験があったり、共感されて解決の糸口が見つかれば･･･　との思いで綴っております。
少しでもお役に立てれば幸いです。

今回の事例は、色んな占い師に鑑定をしてもらい、占いの結果が「生霊」「何かにとり憑かれている」と言われたという案件です。

相談者の方は女性で30歳ぐらいでした。
友人とお二人で来られておりました。
仕事の相談でしたが、転職したいという事で理由は「いじめ」でした。
この方は、2年程前から職場の女性や男性からもいじめられて、毎日とても悲しく苦しい思いをして来られたとの事で、本当に辛そうでお話をしながらも涙ぐまれてご友人の方もとても同情されておりました。

鑑定の結果は「心機一転、再出発」
次のところで新たな気持ちで一から出直し、頑張って行けるというのが出ましたので相談者様はホッとされておりました。

そして、何か言いにくそうにおずおずと次のようなことを話され出しました。
「あの～･･･　私、最近ずっとそうなんですけど･･･　人の身体に触れると手がしびれるんです･･･　どうしてでしょう？」

「無相」（未来を光の明・暗で観る）で鑑定いたしました。
「それは、貴方が長い事いじめに遭ったことにより、精神が不安になり自律神経が乱れたのだと思います。人間不信になり、対人と接する拒否反応で「人に触れるとしびれる」が現れたのだと思います。貴方が新しい職場で人の「善性」をもう一度信じ、人間関係を構築していくことで、きっと改善して行くと思いますよ。」と言いました。

相談者様は、ポロポロ涙を流しながら、頷いて言いました。
「他に色々占いしに行きましたが、そんなこと言われたの初めてです。理に適っていると思います。他では「虐めている人の強い念、生霊のせいだ」とか、「良くないものを引き寄せやすいから悪い霊が憑いている」とか言われて、怖かったです。」


物事には必ず「原因」「理由」があります。それは殆どが間違いなく「現実的」な問題です。何かあった時に非現実的な在りもしない事にしようとされる占い師は「解決出来ない」から逃げているだけの、腕の無い占い師です。
そのような現実社会で全く役に立たないような占いに惑わされてはいけません。


人の「運勢」、人生というものが「見えない何か」に作用されて過ごしていく事なんてあり得ないのです。
未来は決まっていません、本人の自由意思による選択の毎日の連続の先に未来があるのです。その「人の意志」にどうやって「霊」が関与出来るのでしょうか？
よく考えれば理解出来るのではないでしょうか。

人は良くない事が起これば「何かのせい」だと思ってしまいがちです。

「何かのせい」にした方が「楽」だからです。
辛い事や苦しい事が起こった時に、努力・忍耐・工夫しなければ「成長」が出来ない･･･
前に向かって歩く、「火種」がないと人生は充実しませんし、潤いません。

「自分のせい」にすれば意欲がそがれ、生きる力が段々弱くなってしまいます。
「人のせい」にすれば恨んでばかりで、これも自分の足で歩もうとしません。
どの道、「～のせい」という考え方は成長が止まってしまうのです。

「～のおかげ」という感謝を意識しながら生きるのが本質的でしょう。

占い師の存在意義は「開運（成長）」を指南（アドバイス）することです。
つまりは相談者様のお役に立つ、上手く人生を泳げるようにお手伝いをする事です。


それを、今の占い業界では本で占法を学んだだけ、たった数回の講習を受けただけで人間性を磨こうとはせず、お気軽に占い師を名乗り、在りもしない非現実の「～のせい」にしてしまう占い師がどれだけ多く、占いの質・価値が下がってしまったかを憂いるばかりです。

本当に真剣に人を掬いたい、本物の占い師を目指すならば「人格」を養わなければいけません。占法だけを覚えても全く役には立ちません、意味がありません。

私が門下生として学んでいる高知県の3000年続く占いの古流派、其仙流（きせんりゅう）は占法だけではなく、古典哲学・正則理学・指南論・造化論とテキストを用意して頂きながら多岐に渡って教えて下さいます。
このように占法だけではなく、人間性・人格を養い、磨く占いの教室は恐らく他には存在しないと思います。また、占い師とはそう簡単になれるものではないとし、学びにも数年費やさなければならないとしています。

まだまだ私も学んでいかなければなりませんが、本物の占い師を目指して其仙流を本気で学びたいと思われる同志が増え、一人でも多くの悩まれている方のお役に立ちたいと心より望んでいます。
その心意気がある方はどうぞ遠慮なく「黒ねこさん」にお問合せ下さい。


ホームページでは其仙流との出会いも載せております。
ご興味があれば是非ともご覧下さい。
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