黒ねこさん通信 Vol.3出来ました

こんばんは。占いCafe＆Bar黒ねこさんのオーナー、大門　亜妃と申します。
ブログをご覧下さり、ありがとうございます。
どうぞ、宜しくお願い致します。

ブログを書くのが大変苦手なので、ついついまた･･･となってしまって、
何と！1ヶ月も空いてしまいました💦
反省しております( *´艸｀)　また、自分のお尻を叩いて頑張ります～💪

さて、今回は「黒ねこさん通信　Vol.3」が出来ましたので、
その内容をご紹介させて頂きたいと思います。

「黒ねこさん通信」とは、占い業界や占い師の問題点や間違い、
相談者側の思い込みや間違った前提というものが大変この業界に蔓延しており、
結果的にこの業界自体が「濁り、曲がり、澱んでいる」状態となっています。

このままの状態が続くと遠くない将来、占いは良くても遊びの延長か、
悪くすると滅びる可能性があり、これにストップをかける為に、
本来のあるべき姿へと修正すべく、業界の問題点や間違っている点、
また其仙流（きせんりゅう）の長年の研究の結果、成果などを
皆様に知ってもらい「占いの本質、相談者の正しい姿勢、占い師の正しい姿勢、
正しい占いの在り方」を理解して頂き業界の正常化、清浄化を図る為のものです。

【正しい占いの在り方　その三】

本質でない占いスタイル

Vol.1、Vol.2では「当てもの式占い」「分析型、解説式占い」を取り上げましたが、
今回は「癒し系占い」を取り上げようと思います。
この「癒し系占い」も現代の占い業界に蔓延している占いスタイルですね。

「癒し系占い」という確固たる占い方が存在するわけではありませんが、
このような占いのスタイルとなりやすいのは「スピリチュアル」

「シータヒーリング」「リーディングなどを使用する命占全般」「前世占い」

などとなります。

この「癒し系占い」は昔はほとんど存在せず、ここ20年程前から出てきた
占いのスタイルです。
何故このようなスタイルが生まれて来たか･･･
1つは「当てる行為が出来ない」からという理由と「時代が癒しを求めた」
というこの二つの理由が主な所でしょう。

「占い」は「当てる」事が求められますが、

「いつ何が起こる」という「現象」を当てる事とは違います。

「人生の流れや運勢の流れ」という「流れを当てる行為」なのです。

どの様な生き方が良いのか、どの様に成長する

べきか、どの様に知恵を出せばよいのかなどの

「一定の流れ」を観る事が本質的な占いです。

「未来」は何も決まっていませんし、定まってもいません。

「本人の自由意思に因る選択の連続」が「未来」なのです。
ですから「未来」を当てようとしても当てきれるものではありません。

ここを昔も今も多くの占い師が思い違いをしているので、
「当てる事が出来ないのなら、癒す事が占いだ」と一定の流れが生まれたのです。

また、日頃の疲れ、ストレス、心の疲れなどを「温泉、パワースポット、
マッサージ」などなどで癒すという「癒しを求める時代的背景」も
相まって急速に広がりを見せました。

「癒し系占い」は結局の所、占いの本質を理解できない者のやる行為で、
「癒し」を占いの軸にするという行いは「占いの本質」とは
遠く掛け離れた行為なのです。

確かに人は疲れます、肉体的に疲れるだけでなく、精神的に

ひどく疲れてしまう事もありますが「優しい、優しいの占い」は

「人を弱くする」事にもなります。

傷つき疲れて一時は「癒し」が必要な時もあるでしょうが、

人は強く生きて行くが本質です。

また、この「癒し系占い」は幾つかの致命的問題点を含んでおり、
ある意味非常に危険な占いのスタイルでもあります。
それらを説明しましょう･･･

①問題を引き起こしている根本的原因に向き合う事が出来なくなる

「ストレス、疲れる、疲労感、疲弊感」など様々な問題を
引き起こしている問題と現実的に向き合う姿勢や心構えは
人として最低限求められます。

問題の根本、偏印と向き合う姿勢を養う事は強く生きて行くのに
とても大切なものですが同時に「忍耐、苦労、努力、気力」などを求められます。

この「癒し系占い」を頼るがあまりに「癒しを求め過ぎ」
現実的に「問題と向き合う」事が出来なくなり次第に
「忍耐、苦労、努力、気力」などの養いから遠ざかる事にもなります。

②課題や問題を乗り切る事で得られる成長の機会を失っている

非常に深刻な問題です。人は成長しなければ野生の生き物と何も変わりません。

日々小さくとも学び、苦労や困難を乗り越える事によって成長し
道は少しずつ開けて行きます。

その成長や学びの機会を失う事に通じる可能性が非常にあります。

③現状や環境、自分の中にある問題点を変えようとする気持ちが無くなってしまう

多くの「癒し系占い師」が行う事ですが、問題の原因が「前世の業に因るもの」や
「魂の穢れ」「生霊に因るもの」などと非現実的な原因を口にし
現実的に存在する問題の原因と向き合う機会や気持ちを無くすような事を言います。

これは「妄言」とも言うべき愚行で、占い師にあるまじき行為でもあります。

④生きる力や生きる炎を弱くする

人は生きるに、自分の力が当然求められます。
「仕事をする、人と接する、恋をする」･･･
何をするにも個人の生きる力やエネルギーは求められます。

また、人生は苦労や不幸、不条理、理不尽で一杯です。

これらに負けずに一歩ずつ学び、努力し、成長しなければいけません。

それには「生きる力、生きる炎」が大変重要となりますが、

「癒し系の占い」に頼るがあまりに、世の不条理や理不尽さに

負けずにそれでも成長、努力する力や生きる炎が弱くなる人もいます。


『まとめ』

「癒し系占い」が絶対的にいけない、

悪い、という事ではないが、
占いの基本や前提は「人の人生や生き方を説くお仕事、開運を示す事」です。

その指南も当然「強く生きる」事を

多分に含みます。

「優しい、優しい」は人を弱くする側面が付き纏います。

人はその心の奥に「許されたい、楽に

なりたい」などという気持ちを内包しています。

傷つき心が折れそうな時には当然「癒す対応や言葉」も必要ですが、
必要以上の「癒し」に価値や意味が本質的にあるでしょうか？

病気をしたりケガをしたら病院へ行きます。
これは当然な事ですが、いつまでも病院に通ったり、入院するわけにはいきません。
病気やケガが治ったら退院し、また自分の足で自分の人生を歩くのです。

多くの「癒し系の占い師」はいつまでも病院に入院させたり

通院させる様な対応に聞こえて来るのです。

占いも当然商売です、相談者が来ないと経営も成り立ちませんが、
病気を治し元気に人生を歩めるよう指南し、また人生で悩みが生じたら指南する･･･
これが本質的な占い師の姿ではないでしょうか。

当然、今の時代の背景で占い師自信が自覚し、気づいていない所も否めません。

だからこそ、本質的な占いを少しでも多くの相談者、占い師に知って頂きたいと
いう思いで「黒ねこさん通信」を発信しているのです。

高知県の三千年続く占いの流派、其仙流（きせんりゅう）で学び、
私もただの「当てものだけの占い師」から、「本質的に人のお役に立つ占い師」

として活動出来るようになったのではないかと、お恥ずかしながらも自負しています。

占いに対しての本気の姿勢、相談者との真剣勝負、命懸けの想いなどを
指南している占いの流派は其仙流しかないと、少なくとも色んな占いを

見てきたからこそ、強くそう思い、感じています。


一流になるには、一流に学ぶしかない！

占法しか教えない占い教室や独学では到底、

本物の一流の占い師にはなれないのです･･･

其仙流で教えている「学び」というのは、

「古典哲学」「造化論」「指南論」「無相指南論」「正則識学」

「観応の鍛」と実に多種多様に飛んでいます。

ここからして、早他の占い教室には有り得ない事です。

まさに、本物の占い師になりたければ、其仙流で学ぶしかないと思います。

一流の占い師を目指そうと思われる人、これから占いをしたい人、
すでに占い師だけれど「本物」になりたいと思う人がいらっしゃれば、
是非「其仙流」の門を叩いて頂きたいと思います。


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