占いは人の生活の一部に根付いているお話

こんにちは。
占いCafe&Bar 黒ねこさんの大門です。
ブログをご覧いただきまして、有難うございます。

台風10号が通過しております。
どうか、最小限の被害で済むことをお祈りいたします・・・


今回は「占い」って、皆さんどういうイメージを持たれてるのかなぁ~?
と思い、「占い」の事を知って頂こうと思いつきました。

占いを信じない人は、一つは占い師に対する偏見からが上げられます。
「騙してお金をぼったくるのが占い師」
「人を怖がらす、脅して祈祷やまじない、何かを売りつけて来る」・・・

頭から決めつけられてる方もいらっしゃいますし、
実際に悪徳占い師に出逢ってしまって、「二度と信じない」と
なった場合もあるでしょう。

そして、あくまでも現実的に考える人は「占い」自体が
目に見えぬ不確かなもので、目に見えない物は単純に信じる事が出来ない・・・
ということのようです。
こちらの方は幽霊や超能力、超常現象などにも興味を示さず、関心が薄いでしょう。

占いを信じない人からすれば、占い好きな人のことを
「あんな胡散臭い物に頼るなんて、信じられない!」
という否定的な、拒否反応を持たれるのだと思います。


「占い」を調べてみると、下記のような事が書かれています。

ト占(ぼくせん)ともいい、なんらかの「しるし」によって、
秘事や未来を知ろうとする宗教行為で、世界中のあらゆる民族にみられる。
占いは、ある現象と別の現象との間に何か因果関係があるとの
想定に立っており、のちの自然科学的思考の発生母胎となったとも考えられる。

占いには大別して、自然的な占いと人為的な占いとがあり、
前者は自然界に現れてくる「前兆」によって、
後者は独特の道具や方法を用い、積極的に「予兆」となる
現象を作り出すことによって行う。

前者は鳥獣の行動・植物・天体などの変化や心的現象、
つまり夢や幻覚、憑依などで占い、
後者はくじや投物、投液、鶏骨・牛骨・内臓・勝負などの
変化や結果などにより、あるいは杖や数珠などの占具を用いて占う。

古代中国の占いとして有名なのは亀甲獣骨を用いて行われる
ト骨、ト甲と称されている占いで、骨のひび割れの状態によって
農作物の豊凶を判じた。また「易経」の原理を用いて、
筮竹と算木とで吉凶を占い易占も発達した。

日本では、古くは太占(うとまに)といって、
骨を焼いて占いをしたが、易占が大陸から導入されて以後は、
陰陽五行説に基づいた陰陽道が大宝律令において法制化された。

ヨーロッパで重要な占いは占星術で
古代バビロニア・ペルシア・インド・中国などに起こり
長くヨーロッパ全域においても信じられた。
これは天体の運行現象に基づいた占いである。
(ブリタニカ国際大百科事典の解説より) 

百科
事典に「宗教行為」と書かれているのには、大変驚きました!


「占い」は決して宗教行為ではありません!
確かに何らかの道具を使って吉凶を探る行為はありますが、其仙流では易経(東洋の哲学)が根本にあり、「占い」とは
「人のお役に立つ」ためのものだとしています。

目の前の壁を如何に乗り越えるのか?
悩みに立ち向かえるように「人生を説く」「開運を指南する」、
現実的に悩みを解決していくお仕事なのです。

平安時代に遡り、占いは政府で認められていた正式なお仕事です。
陰陽師というものは陰陽寮という古代日本の律令制下において
中務省陰陽寮に属した官職の1つです。

明治3年に天社禁止令が発せられ陰陽寮が廃止されたので、
今の時代に陰陽師を名乗っているのは全て偽物ですが・・・
このことを知っている者からしたら、「偽物の占い師」と
自分から言っているようなものですから、見ているこちらが
恥ずかしくなります(笑)

日本では暦に陰陽の五行が入っています。
陰陽五行とは「木・火・土・金・水」の五つを言います。

木は甲(きのえ)、乙(きのと)
火は丙(ひのえ)、丁(ひのと)
土は戊(つちのえ)、己(つちのと)
金は庚(かのえ)、辛(かのと)
水は壬(みずのえ)、癸(みずのと)
それぞれに陽(え)と陰(と)があり、これを十干(じゅっかん)と言います。

これに十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)とを組み合わせていきます。
最初の始まりが甲子(きのえのね)です。

次は乙丑(きのとのうし)、
丙寅(ひのえのとら)・・・

このように組み合わせていくと、
六十年で一回りして甲子に戻ります。


だから、六十歳になると自分の暦が還ってくる意味合いの「還暦」をお祝いするのです。
十干の「干」と十二支の「支」で「干支」(えと)なんです。

今度、誰かに「貴方の干支(えと)はなぁに?」と聞かれたら、
「癸辰(みずのとのたつ)年です」と言ってみて下さい。
多くの人は「何、それ?」とびっくりされるかもしれません。(笑)

他にも暦を見て「大安」に結婚するとか、
お葬式は「友引」にしてはいけないとか、引っ越しや新築の棟上げ式・・・
節句も全て占いが根っこにあるので実は「人の人生」と「占い」は、
切っても切れない関係だったのですね~






「黒ねこさん」は根拠なき前世論やありもしないオカルト・神秘に始まり神秘に終わる、
ようなお遊びを一切排除した真剣な占いのお店です。

軽いお悩みから、真剣なお悩みなら真剣な程、当方も「真剣勝負」で挑みます。

どうぞ、お気軽にお越し下さい。

ホームページを是非、一読お願い致します(*^-^*) 
占い 黒ねこさん.jimdo

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