「無い」という執着をなくす


 こんにちは。

占いカフェ&バー黒ねこさんのブログをご覧下さいまして、誠にありがとうございます。

 

9月のお彼岸の日は「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年は日中の日差しが暑い日が続いてました。

そして10月も半ば近くになってからようやく一番過ごしやすい日が

訪れたのではないでしょうか・・・

 

日中に外を歩いていると気持ちよくて、ついどこかに遊びに行きたいなー

という気持ちに駆られてしまいます。

 





最近、大学生の方や就職して間もない若い相談者さんが多く来られます。

勿論恋愛相談も多いのですが、今回は就職・仕事についての相談で

気になった事が多いので、それを取り上げてみたいと思います。

 

皆さん、相談に来られる大方の人は「悩み」が大半を占めています。

中には「もっと高めたい、成長するにはどうすれば良いか?」

「今より人生を良くするには?」もありますが・・・

 



その中で若い方は特に仕事(就職)となると、

「自分に自信がない」「出来るか、将来に不安」を持たれています。

若い=経験不足なので、当然の事なのですが。

 

 

 「自分に自信がない」は「他者と比べている」事が大変多いです。

 

人より作業が遅い、先輩は技術が凄い、〇〇さんはプレゼンが上手いなど・・・

自分は他者と比べて劣っていると勝手に自分で決めつけて自信を無くすのです。

 

そのように自己肯定感(自分の価値や存在感を肯定出来る感情)が

低い人は、なかなかこちらが前に向かって進むべきとか、

苦労や失敗は不幸ではなく、「経験値」を積んで精神を強くしたり、

人として成長できるものだと説いた所で

頷くものの、頭では分かっていても気持ちは追いつきません。

 

指南に来られて「はい、そうですか」と簡単に受け入れて下さる方は

実際には中々いません。

 

 

どうしても、成長するには時間がかかる」という事をせめて理解して

頂いて、少しでも良いので一歩前に進んで頂きたいのです。

 

 

 

その為の、ヒントになれば・・・

と、思いつきました。

 



どうも、「無い」というモノにとらわれているのではないかと・・・

 

 


「自信が無い」

 

この言葉を崩せば「自分を信じるモノが無い」のですよね?

 

例えば、自分が嫌い・・・ 自分に自信が無い人は大抵そう仰います。

 



顔の美醜(実際は可愛いのに、自分では可愛くないと言います)

能力の高低、性格・・・ それも他者と比べていますけど、どこが標準ですか?

しかも、その高い・低いも「人為的」な決めつけです。

 


あれがない、これがない、無い、無い、無い、、、、、

しくしく、泣くばかり・・・

 


じゃあ、どこまであれば満足するのですか?

きっとその感覚・考え方では望むモノを手に入れたとしても、

また「無い、無い・・・」が始まりませんか?

それって、ある意味の果てしない欲望と一緒で「執着」のように

感じてしまいます。

 

 

もうね、、

「無い」に拘って考えるのを一度止めてもらえたらと思います。

どうせ手に入らないのなら有るモノを探して欲しいのです。

 


勿論、「無い」モノを得る為にはどうしたら手に入るのか、知恵を絞って

努力して、得るまでに時間がかかる「忍耐」も必要です。

そうしながら、前に少しずつ進んで「いつの間にか」手にしたりもします。

 

 

 

辛くて「無い」に思いつめるより、それよりも「有る」モノで

勝負していただきたいのです。



そう指南しますと、「有るモノって何ですか?」と聞かれた事があります。

 


「形」には「有形」と「無形」がありますよね。

 

私は見た目とか物(お金)などの「有形」よりも「無形」の財に

拘ってもらいたいと思います。

 

自分の長所を探すのです。

短所ばかりに目が行きがちですが、長所のない人などいません。

だって、短所が存在するならば必ず反対の長所が存在します。

 

気が弱いとするか、それを人に優しいとするか・・・

人と話すのが苦手なら、物事に集中して出来るとか・・・

 

 

 

 

もっと言えば「本当に自分は不幸なのか?」を問うてもらいたい。


心は満ち足りてなくとも、少なくとも食住は出来ているはずです。

平和な日本だからこそ、「気づきにくい」だけであって、

実は十分人としての最低限の暮らしが出来ており、それすら出来ない国、

社会からすればどれだけ満たされているのでしょう?

 



戦争・差別・飢餓・・・

毎日お腹を空かせている、寝る場所を奪われる、仕事がないなど

他国では「当たり前」のようにあるのです。


何年後の未来よりは、「今」「明日」に向かって必死に生きています。

 

生ぬるい国だからこそ、「必死に生きる」というのを

深く意識して欲しいのです。

 

「無い」という言葉に縛られている、縛っているのは実は自分自身

だと思って考え直す思考を持ってもらいたいです!

 

友達がいない・・・

仕事をこなせない・・・

恋人がいない・・・

趣味も好きな事もない・・・

 

どれを取っても「今の状況を変える」しかありません。

行動するしかありません。

しくしく泣いていても何の解決にもなりません。

 

どんなにしんどくっても、立ち止まりは良いけれど

「いつまでも」立ち止まってては変わりません。

 

どうせ変わるなら、早い方に越したことはないのです。

 

 

 

平和な日本では紛争や飢餓の国は「対岸の火事」でそれこそ、

「それと比べられても・・・」となるのでしょうが。

 

それでも、、、、、

 

せめて最小限でも良いから、それと比べて不幸ではないと思って頂きたい!

 

 

 

それから、欲求不満は心のイライラのように内面に現れる人が多いです。

スポーツで体を動かしたり、マッサージや入浴で心身をリラックスさせたり

することでリフレッシュしましょう。

 

人というのは他の欲が満たされれば、他の欲が軽減される傾向を持っています。

まずは睡眠欲や食欲など満たしてみると、気が紛らわせるはずです。

 

 

 

そして自分に「有る」ものを見つけて徐々に気持ちを前向きにしていきましょう!

 

 

 

鬱になると、欲求そのものが減少傾向にあります。

最低限の「食欲」や「睡眠欲」に支障をきたしていると感じるならば、

それはすぐに病院に行った方が良いです。

 

「欲」自体を欠くならば、それは「無い」の執着を通り越して、

「有るモノで勝負」どころではないのです。

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