生きる価値とは・・・
こんにちは。占いCafé&Bar 黒ねこさんのブログをご覧下さいまして誠に有難うございます。
9月も今日で終わりですが、日中は
まだまだ日差しが強くて暑く感じます。
さすがに夜ともなれば過ごしやすく
なり、虫の音も聞こえて心地よく感じ
られますが、お天気予報によると
今年は「秋」が短いそうです。
暑い、寒いは長いけれど「心地の良い」春や秋は短く感じるのは、人の人生にも何となく似ている感じが
してしまいます・・・
さて、しばらく聞いてなかった言葉を最近耳にしました。
それは「生きる価値がない・・・」と仰る相談者さんの言葉です。
過去に何度か言われてるのを耳にします。
それは、「悩みの相談」で生き辛さに悩んで「生き方そのもの」を
相談に来られる場合と、他の相談・・・
恋愛や仕事、人間関係などを通して
「実は本当に悩んでいるのは生き方だった」
という場合があります。
いえ、むしろそっちの「隠れている場合」の方が多いかもしれません。
「やりたい事が見つからない」
「ただ何もしないで、つまらない人生」
「人が羨ましい・・・」
皆さん、それぞれに「生き方」が上手く行かなくて手応えの無い毎日に
やるせない思いを感じていらっしゃる方が相談に来られます。
その中でも「自分は価値のない人間だと思っています」と仰る方は、なかなか重症です。
自分の価値観がわからないと自分を幸せにできません。いつまでも周りに流される人生になる可能性があります。
でも、そもそも価値観とは何なのでしょうか?
価値観とは、何に価値があると認めるかに関する考え方。
価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった
価値)を判断するときの根底となる ものの見方。
ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある
(何には価値がない)、という判断。
価値観の形成は様々に行われる。親から教えられることもある。
書物を読むことで吸収することもある。
組織や共同体に属することによって継承されることもある。
また、個人的な体験をきっかけにしたり、思索の積み重ねによって、
独自に新たな価値観が構築されることもある。
ある人が抱く価値観は、その人の具体的な行動となり、「ライフスタイル」や
「生き方」などになって現れることは多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
とあります。つまりは、価値は考え方・見方・評価・判断となる訳ですが、
これも個人で様々ですよね。
「もっとも大事なのは自分の思っている
(感じている)価値と人の思っている
(感じている)価値は違う」
という事です。
例えば、先にも言いましたように、相談者さんは
「自分に生きている価値はないと思います」
と、言いました。
これは自分を卑下しての、見下した「個人の」判断です。
けれど、他人から見たらどうでしょう?・・・
私「それは、勝手に自分で思い込んでいるだけで、生きる価値のない人なんて
そうそういないと思いますよ?
例えば、親・兄弟、お友達や職場やご縁のある全ての人の中の一人でも 『死んで欲しくない!』と思ってくれるのなら、<その人の為に>だけでも
生きる価値はあるのではないでしょうか?」
そう言いますと、一緒に来られたご友人が頭を項垂れて涙を流されて、
「ホンマにそうやから・・・」と呟かれました。
そのように、自分自身が暗いトンネルの中にいると、どうしても前向きには考えにくいし、いつまでも長い状態に疲弊して消えてなくなりたい気持ちにも陥るかもしれませんが、それが決して「価値のない人間」には結びつかない事を覚えておいて欲しいのです・・・
また、心無い人に「おまえは価値の無い人間だ!」と決めつけられて、
とてつもなく傷ついてしまった方もいらっしゃいます。
けれど、これも勝手に相手が決めた「個人の価値観」であって、
自分の周りの人全員が思っている事では決してありません!
むしろ、そのような人を蔑む人こそ、低俗で人間性が低いのです。
人間性の低い人に言われたところで、気にする事はしないで良いのです。
「自分に価値がない・・・」と考えれば考える程、深みにはまって
落ち込んでいきます。
それよりは、「自分の存在を認めてくれる人に報いるように価値を見出そう!」と、頭(考え方)を切り替えて、新たな一歩を目指して欲しいと切に願います。
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